2016年7月4日(月)、佐賀県事業承継支援センター様からの依頼により、佐賀共栄銀行様の職員様向けにM&Aのセミナーをさせていただきました。
土曜日にもかかわらず90名以上の職員様が参加され、M&Aに対する関心の高さが人数の多さから感じ取れました。
今回は第2回ということで、前回の勉強会では佐賀県事業承継支援センター様から親族内承継と親族外承継(M&A)の基礎的な内容の説明があったとのことから、私からは直近の譲渡事例2件(優良企業の譲渡案件と再生案件に近い譲渡案件)の概要をご説明しながら、案件を進める中で陥りがちな問題点にも触れさせていただきました。
また優良企業でなくても、負債が大きくて利益がでていないような再生に近い案件であったとしても譲渡できる可能性(買い手が見つかる可能性)があるので、借金に苦しむ社長さんの出口戦略の一つとして提案してあげることも有効だということも合わせてお伝えしました。
そのほか事例の中で、M&Aのマーケット状況のほか、M&Aにおける金融機関のメリットや気を付けるべき注意点を含めた金融機関側の係わり方などのご提案も差し上げました。
佐賀共栄銀行様はこれまでM&A関連の案件について相談できる専門家がいらっしゃらなかったとのことで、今回の勉強会を機に相談できる相手ができただけでも十分な収穫になりましたと、勉強会後にお声かけいただいたので、休日に佐賀まで出てきた甲斐がありました(^^)/(笑)
前回の伊万里信用金庫様につづき、今回も佐賀県内の金融機関様へのセミナーとなりましたが、佐賀県でも中小企業のM&Aに対する意識が高まっているようです。
我々も微力ながら佐賀県をはじめとした北部九州の企業に活力を与えられるよう日々努力していきたいと思います!