中央経済社『税務弘報』の記事を、弊社代表の古舘が執筆させていただきました。
2018年11月号特集の〈「事業承継の出口」としてのM&A入門 〉。本特集では、主に税理士が顧問先中小企業のM&Aに携わる場合、必要となる知識やノウハウはどのようなものか、またそれを顧問税理士の立場でどのように活かすべきか、などが様々なM&Aのプレイヤーの視点から分かりやすくまとめられています。税理士だけでなく、今からM&Aアドバイザーとして業務に携わる全ての方に役立つ特集記事です。

今回、古舘が担当させていただいたテーマ「中小企業M&Aのチームの作り方」では、現場での経験に基づいた、各専門家の特徴や活用のポイントなどをまとめています。M&Aのマッチングからクロージングまでの流れの中で、アドバイザーが一人で全てをこなすことはほぼありません。M&A経験豊富な専門家を適切に活用しクライアントとの信頼関係を築き、クロージングまできっちりと各関係者との橋渡しを行うことも、アドバイザーにとって大変重要な役割です。

現場のアドバイザーは、プレイヤー全体の舵取りと、最終局面まで契約が成立するかわからない非常に繊細な取引の流れをコントロールする必要があります。そのためには多く経験を積むことがその手腕を磨く唯一の方法と言えますが、今回の特集がその足がかりとなり、「事業承継の場面でも顧問先の役に立ちたい」と取り組みを始める税理士の皆さまの、お役立ちができると大変嬉しく思います。

10月5日より発売されていますので、機会がありましたら是非読んでみて下さい。

税務弘報2018年11月号(VOL.66/NO.12)  定価 本体2,389円+税  【10月5日発売】

リンク先:http://www.chuokeizai.co.jp/tax/201811/zeimukoho201811.html